08/08/26(火)編めよ、国民!
■ [Print O' The Wave Stole][巻くもの][途中] Print O' The Wave Stole「空の青、海の青」 
たまには「有言実行」といこう、と思ったのである。この「たまには」は「有言」のことではなく「実行」のことである。いつもは「有言不実行」だからな。うわあ、私ってばダメダメっ子じゃないか。
有言の中からまずはPrint O' The Wave Stoleに着手。使用するのはオークションで手に入れた夏糸。ボレロが編み上がった時に夏物終了宣言を出したくせにこれだもの。このあたりに有言不実行グセが残っている。ま、ほら、計画ってままならないものじゃん?
この糸は4本引き揃えで、輪針で編んでいると引っかかる、引っかかる。そうだ、この号だったらaddiの輪針を買っていたじゃないか。
「見てみろよ、チャーリー。編み針が火を吹いているようだぜ。ファイアー!」
「見るがいい、カール。編み針が火を吹いているようではないか。ファイエル!」
ところで、addiの輪針が見つからない。何処にしまったっけ?と思っていたら――ははは、Printed Silk Cardiganの前身頃とくっついていた。諦めて玉付の短い棒針を探したら、こちらはマフラーに抱かれてまどろんでいた。
捜索終了。おとなしく近所の百円ショップに行って新しいのを買ってきた。いいのです、百円ショップで。不肖ヤスヲ、違いの全くわからない人でして。いや、「じゃ、addiは宝の持ち腐れじゃないか?」などとは言わんでくれ。ちょっと背伸びしてみたかったのだ。いつかaddiが火を吹くその日まで、そっと見守っていてくだされ。
■ [ミニストール][巻くもの][途中] ミニストール「紺碧海岸」 
なな丸さん(id:na2maru)が編まれたものを見て、余っている「カフェ海辺」の消化を決意した。足りない分を補充すべく店に行ったら、在庫糸と同じ色はすでにない。それゆえ違う色を購入して帰宅。うん?これって本末転倒?
実はこのストールを編むのは2回目。あみものGに入る前、友人にベストを編んで欲しいと頼まれ、その時に余った糸でこれを編んでオマケにしたのだ。かれこれ2年近くも前か。もうほとんど忘れかけていたぜ。
パターンのおかげか、糸のおかげか、はたまた相乗効果か、とにかく針がさくさく進む。1枚目もこんなだったろうか?それとも腕が上がった?むしししし、やはりもう1枚分糸を買っておいて正解だったな。・・・いかん、口が滑った。
はい、買ってしまいました。安売りだったのです。この青の誘惑から私が逃れられるわけがないのです。要は編めばいいのだと思いまして・・・。
そう、編めばいいのだ。この玉は――そう、卵なのだ。近いのか遠いのかは定かではないが、将来素晴らしい作品となって飛び立つのだ。そうだろう、諸君!編めよ、国民!ジーク、あみものG!
・・・すみません。オリンピックが終わってしまい、エネルギーの向けどころに困ってます。
それにしてもこの本は使える・・・。
■ [徒然なるままに] ghibliに吹かれて 
先日、友人は身体のあちこちに発疹を見つけた。何だかよくわからないうえ、日ごとに増えているようだったので、近所の医者で診てもらった。診断結果はなんと「カビ」だったそうな。
「どこで手に入れてきたのさ、そんなけったいなものの胞子を」と私。
「全くもってわかりません。きちんと身体を洗ってたのに」と友人。
「君の家のあたりが腐海に呑み込まれつつあるとか・・・」
「なんですと!あ、だとしたら心当たりが。先日ヤスヲさんに借りたマンガが原因ですよ。ああ、私はカビの出す毒で肺が腐って死んでしまうんだ。アデュウ、アデュウ・・・」
「何を言うか。例え腐海の植物だったとしても、きれいな土と水では毒を出さぬと○ウシカも言っていたではないか。『汚れているのは土なんです!』もし毒が出たならば、汚れているのは君自身だ、ふふふ」
「ううう~、黒○ウシカがいるよう」
それから数日後、友人から続報が入った。
「実はカビじゃありませんでした」
友人は医者にもらった薬をつけていたのだが、治るどころかますます患部が広がり、そのうち手首に謎のミミズ腫れが生じた。それでも薬を塗りつづけたところ、今度はそのミミズ腫れが広がって上腕にまで達したらしい。
さすがにこれはおかしい。痒みや痛みはともかく、こんな○シタカ文様があるのでは半袖を着られない。それは苦痛である。
友人は別の医者に駆け込んだ。開口一番に言われたのは、
「なんでこんなになるまで放っておいたの?」
「いや、放ってはいません」と友人はこれまでの経緯を医者に説明した。
患部と友人がつけていた薬を見た医者は断言した。「カビではない。単なる湿疹だろう。だがこんなに強い薬を使っているために薬負けを起こしている」
ここまで聞いて、私はため息をついた。
「・・・タタリ神は最初の医者か。ヤブだったのかな」
「おそらく。その医者の名前を出したら『ああ(嘲笑&納得)』って感じでしたから」
その後の様子を尋ねると、2番目の医者にもらった薬が効いて治りつつある、との答えだった。
「そうか、災難だったな。では、○ののけ姫つながりで励ましの言葉を差し上げよう。『生きろ!』」
「ありがとうございます。ですが、できればその後の言葉の方が欲しいなあ」
「『黙れ小僧!』」
「・・・後には違いないけれど」
今後は『曇りなき眼で(医者を)見定め』ねばならぬな。そう私と友人は頷きあった。
カフェ海辺、コチラの青もまた良い色!完成を楽しみにしてます。
こちらの色もとってもいい色ですねぇ。
motokoさん:始めちゃいました。あの記事がお役に立ったようで良かったです。私も今、それを見つつ編んでます(笑)。ありがとう、あの時の自分!私も1枚目は暖色系だったので、2枚目は寒色系と心に誓っていたのです。motokoさんのはピンクでしたね。motokoさんも完成おめでとうございます。
mifuさん:やりますよ~!薄れかけている記憶を過去の日記を読んで呼び覚ましながらの作業です。ちょっとした脳トレですね。この夏は青に溺れてます(笑)
ちなみに私は夫によく「黙れ小僧!」とか「食べちゃダメッ」とか「海へ捨てて~」とか「40秒で支度しな」とか言われます。相手が大変です(笑)
カフェ海辺はこの色もほかの色もどれだけ私を悩ませてくれたか!紺色いいんですよねえ~あ~そうきたか~と、PCの前で悔しがったことを報告します。Print O' the Wave Stoleとともに楽しみにしています。
ちむさん:いやはや、駄文を楽しみにしていただいて恐縮です。感謝感激です。これからもがんばりまっす!(←何をだ?)
sanananaさん:「鉄のクラウス」、もちろん知ってますとも!部屋の片隅で『○ロイカ』がほぼ全巻鎮座ましましているもので…(笑) 私も高校時代に修学旅行で10月の京都に行ったのですが、その時は半袖を着ましたね。北国から行くし、集団で動くから結構暑く感じるんですよね。 とりあえず当面は夏糸で行く夏を惜しみます^^
かこさん:何度も言っちゃいますが、カフェ海辺はお勧めです!青だけこんなにそろっている糸ってなかなか見ないのでベタぼれです。 あ、確かに模様が似ているかも。では、セットとしてかこさんも是非!ふふふ。
へブリーさん:あのセリフはあの声と相まってものすごくインパクトありますもんね。下手したらキャッチコピーにもなってる「生きろ!」よりも(笑) ええ、私は「生涯青一色」です。永遠の青春時代です!・・・ん、なんか違う(笑)
なな丸さん:ズブズブです(笑) この紺色、濃すぎなくてちゃんと青系とわかる絶妙な濃度でね~、愛してるんですよ。店頭に残っていたので買ったのですが、なな丸さんを悔しがらせるに至るとは!ふふふ(←悪党)