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2010-04-21気がつけば春

野呂おたま

早春・はじめて賞状をもらいました(^◇^;将棋大会で・野呂色インクに出会って以来、日本橋界隈や文具売り場に足を運ぶ回数が増え、ペリカン君が相棒に(^◇^;文通したい今日この頃

ショーウィンドウ

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いつもの散歩道。いつもの家の前を通る。

一見普通の一軒家だが、あみもの教室の看板が掲げられている。このお家にはショーウィンドウがあって、セーターやカーディガンが飾られている。教室をやっている気配がないが、ときどき作品が入れ替えられている。いつしかショーウィンドウ越しに作品を見るのが楽しみになっていた。

桃の節句の頃。3色菱形の菓子色のカーディガンとセーターが飾られていた。その間にミニチュアひな人形がちょこんと置かれているのを見た。

「あぁいいな、もし今でも編み物教室をやっていたら、ここで学んでみたい」と強く思った。ずっと押せなかったドアベルを鳴らした。

「ごめんください、あみもの教室のことでお尋ねしたいのですが」

「はい、ちょっと待ってください」

しばらく待っていると、年輩女性の方が現れた。

あみもの教室であみものを習いたい旨をお話した。残念ながら定員いっぱいなこと、今は事情で週に2回程しかできないこと、教室には長年の生徒さんがいらっしゃって生徒さんが生きているうちは空きがでそうにないこと。

いろいろ事情があるでしょうし、残念ですが、またの機会に。と口にした後、「ところで、ショーウィンドウに飾られた作品をいつも楽しみにしています。むずかしい技法を駆使するものではなく、誰もが知っている編み方でも工夫次第でこんなふうに表現できるんだ!という発見があって、いつも作品を見るのが楽しみです」と伝えた。そこから立ち話がはじまった。先生とのあみもの話しに尽きる事はない。寒さが身にしみだしたころ、先生に別れを告げた。

帰り際「ちょっと待って、これ持って帰りなさい」と数十冊のあみもの小冊子を手渡された。「え?!そんなわけには」「これからもずっとあみものを続けてほしいから」「ありがとうございます」と受け取った。

家路に向かう途中、残念だけど嬉しくて。気持ちを落ち着けたくて、喫茶店に立ち寄り、珈琲を飲みながら、小冊子おりーぶを開き、心の中でつぶやいた。「あみもの習ってみたいな」と。(つづく)

saomingsaomingsaomingsaoming2010/04/23 00:20さおみんです。
とってもステキなお話。
結果は残念でもとってもココロが暖まる出来事だったのではないでしょうか。
許可があればそのショーウィンドウの写真が見てみたいなぁーと思いました。

rinomikawarinomikawa2010/05/01 17:11さおみんさん
今でもときどき窓越しに先生の作品を見ています。作品を通して先生と対話をしているような気がします。