2007-08-18(Sat)
■ [weaving][spinning]綾織ショール 仕上げ 縮絨 
綾織ショールを縮絨して仕上げた。
仕上げる前は脂分も残っていたので、触るとねとっと手にひっつく感じがしたけれど、縮絨したあとは脂分もすっきり抜けて、糸は柔らかくほわっと膨らんで優しい風合いに変身した。縮絨はマフラーのように柔らかくそっとそっと。とても軽い縮絨なので、まだちょっと糸が動く部分もありそうなんだけれど、使っていると洗ったりするので、そのたびに少しずつフェルト化してくるので、フェルト化はそれほどさせないで仕上げる。綾織の地模様がどのくらい出てくるのか、わからなかったけれど、かなりきれいに浮き出ててくれたようでほっとしている。伸子を使わずに織ったので、両端の耳の辺りがあまりきれいでなかったけれど、縮絨させると、それでもちょっとは落ち着いたので、ほっとした。端にボタンをつけて、マーガレットにも使えるようにしようかと思ったけれど、思ったよりも長く仕上がったので、これはこのままで使う予定。綾織の地模様がきれいな素敵なショールになった。
それでも、織り地を見ると、糸の太さにまだまだばらつきがあるので、紡ぐほうとしてはまだまだ課題がいっぱい。
色目はもっとひよこ色です。(下のエントリの色です)
シンプルで上品なショール。ご自分で紡がれた糸ってまた格別なんだろうな~♪
やっとPCが直ってネットできます。長い間レスできなくて、ごめんなさい。
このショールはすでに縮絨をして仕上げてあるんですが、洗うたびに、風合いが変わってくると思います。それも楽しみのひとつです。
10月の六甲山牧場のウールフェスタには展示しますので、ぜひいらしてくださいね~。
◆tacamiさん
これは大きなジャック式のホームスパンの織り機で織りましたので、楽しかったです。市販の糸だともっと平板な感じになるんですけれど、手紡ぎ糸は糸の太い細いも全部味わいになっていい感じです。
縮絨をすると、手紡ぎ糸で織ったものは、魔法みたいに変身してくれるので楽しいんですよ。