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なつめのあみもの日記

2018年08月01日(水)

The twigs 14:42

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☆パターン:“The twigs” by Junko Okamoto(Ravelry内購入)


☆糸:Jamieson's of Shetland Shetland Spindrift

   

   MC→868 Leather(こげ茶)…320g(13玉)

   CC1→272 Fog(グレー)…45g(2玉)

   CC2→104 Natural white(白)…28g(2玉)


☆針:JP0号、JP1号、JP2号、JP3号輪針


☆ゲージ(洗い前):約32目×34段


☆仕上がり寸法(編み上がり→洗い後)

 b(Max bust circumference):120cm→120cm

 f(Front body length):55cm→60cm

 g(Back body length):60cm→64cm

 h(Neck to Wrist length):71cm→74cm


人気デザイナーJunko Okamotoさんの、これまた人気パターンのひとつ“The Twigs”を編みました。

わたしの中で、このJunko Okamotoさん、“ラナンキュラス”のMidori Hiroseさん、それに“Tegna”のCaitlin Hunterさん、このお3方は最近ニッターさんたちの間ですごく大人気のデザイナーさんだなあと感じます。

なんとなく、作品の雰囲気に通じるものがあるような印象を受けます。


このプルオーバーは以前から可愛いな〜と思っていたのですが、人気のビッグシルエットで…そこが良いんですがちょっと身幅が大きすぎるなあと思っていたんです。

着る分には構わないのだけど、せっかく編むなら着て出かけたいので、上着にふつうのコートなどが着られないと不便だな〜と思っていました。


そんな中でishiさんの編まれた同じプルをインスタグラムで拝見しました。

細めのHolst Garn Supersoft を細めの針で編まれたとのことで、身幅はパターンよりもかなり小さく(それでもゆったりめ)、タートルネックにアレンジされていて…

これがとっっても素敵だったんですよね〜!

こんな感じだったらわたしも着たいなぁ!と、そのうち編みたいなという気持ちになったのでした。


その後、編むならなんの糸で編もうかな〜?と妄想し始め(この時点で編む気満々ですね笑)、けっこう迷いました。

このプルはワンサイズしかないので、糸と針を決めてしまえば仕上がりサイズはあまり調整がききません。

先に編まれた先輩方の使用糸を参考に、手持ちの糸でいろいろ試し編みをしてみました。ちなみに、Brooklyn Tweed の“Loft”や、ishiさんのHolst Garn Supersoft、それにJamieson'sのスピンドリフトなどです。

針サイズもいろいろ替えてみて、ゲージと編み地の感じなどを比べて散々迷ったのですが……


昨年、ジョーさんに編んだジェイミソンズのフェアアイルベストの編み地が、軽くて温かくてとても気に入り、それに茶色ベースの色合いも可愛いなあと思ったことを思い出しました。

「わたしもジェイミソンズの茶色いフェアアイルセーターが欲しいな〜」と…

大きめシルエットのプルなので、糸の軽さもポイントととなり、最終的に、ジェイミソンズでパターンよりも少しハイゲージ気味に編んでみることに決めました。


襟ぐりの処理は、どんな感じにするか後で考えたかったので、ひとまず後でほどく作り目で、引き返し編みゾーンから編み始めました。

後で気がついたのですが、このとき、メリヤスは2号針で編むつもりが、編み込みと同じ3号で編んでいたかも…?

ゲージがゆるく、編み地が少したるんで波うっている感じになっていました^^;


とりあえず、裾リブを残してボディをほぼ編み終えた時点で、先に襟ぐりを編んでしまうことにしました。

襟ぐりの具合いが、裾や袖の長さに影響すると思ったので。

この時点では、襟ぐり・裾・袖のリブはすべて2目ゴム編みにしようかな〜と思っていて(袖と襟ぐりはゴム編み止めにしたくて、けれどパターン通り3×3リブにすると、ゴム編み止めのやり方がわからなかったので…)

ひとまず、襟を2×2リブのハイネックにしてゴム編み止めをしてみました。

そしたら、パターンよりも全体的に小さめに編んでいたので、襟ぐりが小さくなっていて、頭が通りませんでした^^; 笑


加えて、リブを編むと、編み地がギュッと収縮するので、引き返し編み部分のだぶつきがさらに気になる状態に💦


面倒だけれど、覚悟を決めてやり直すことにしました。

まず普通にリブをほどきました。

引き返し部分はトップダウンで編んでいるので、上側からほどけないため、編み込み模様の直前の段を細〜い針でぐるりと拾って、ギリギリ上のところでだぶついた編み地をチョキチョキ切り取ってしまいました。

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↑細い針で目を拾ったところ。その上部の編み地ががたるんでふくらんでしまってます


その後、ボトムアップで数段引き返し編みをして前後差を作りました。

実はこのときも、一度めはちょっと勘違いして前身頃に引き返し編みをしてしまい…。

前と後ろを反対に着ればシルエット的には問題ないのですが、模様が前後で微妙に違うんですよね。

襟もとの模様が、やはりパターンどおりのほうがしっくりくるなと思ったので、再びほどいて後ろ身ごろに引き返し編みをやり直しました^^;


リブも、考えていた2×2から、パターン通りの1×1に変更。そのほうがあまり主張なくスムーズに、メリヤスからリブに移行できそうな感じがしたので。

広めに開いた襟ぐりにしようかとも考えたのだけど(自分の体型的にはそっちのが似合うと思ったのと、このプルはどちらかというとカッチリよりもゆるめの雰囲気のほうが合う感じなので)…

でも元々これは、“とにかく「コレ一枚着れば温かい!」というセーター”にしたかったので、やっぱりハイネックかタートルネックにすることに。

ハイネックだと、リブが薄めで耐久性が心配なのと、端(BO)の伸縮性の問題が…また頭が通らないと困るので^^; 笑

かと言って、ゆるゆるに伏せると伸びてきてヒラヒラしたシルエットになりそうなのがちょっと嫌だなあと。


いろいろ考え合わせた結果、しっかりとしたダブル仕立ての、だいたい5cmほどのハイネックにすることに。

始め2cmほどは2号針、その後3cmくらい1号針。

内側に行って3cmは0号、最後2cmは1号という具合いに編みました。

最後は残った目に別糸を通して針から外し、リブを内側にふたつ折りにして、きつくならないように注意してリブの編み始めにまつりつける。

終わってから別糸を抜いて襟ぐり完成。


そんなわけで襟まわりの試行錯誤でかなり時間をかけてしまったけれど、伸縮性はバッチリだしとても温かい襟ぐりになりました。


裾のリブもヒラヒラさせたくないな〜と思い、やはりパターン通りに、2目よりもギュッと締まりそうな3×3リブに。

とはいえリブから急に絞らせたくないので、始め3cmくらいは同じ2号針で、その後はおしまいまで1号で編みました。

身幅は十分大きいため裾のBOに伸縮性は要らない(むしろ伸びて欲しくない)ので、きつめに“目なりの伏せ止め”で。

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やっとここまで。


袖を編み始めたときは、「まだまだ編み込みがある〜」と少々おなかいっぱい気味だったのですが(身幅たっぷりボディでかなり編み込みをがんばった後、さらにゴム編みたっぷりでかなり編みごたえがあります💦)

ボディに比べて袖は目数がかなり少ないので、編み込みもどんどん進む感じがして意外とあっさり編めました。


リブは、ゴム編み止めをしたかったので、2×2リブに変更。

裾の3×3リブと揃えたほうが良いか迷ったけれど、結果的には違和感なかったと思います。

ギュッとしぼりたかったので、最初1号針でキツめに編んだのですが、腕を通してみると若干キツ過ぎた??

着たところ見た目は問題無いし「ちょっとフィットし過ぎるのが気になる、かなあ…。」程度だったので、やり直すかとても迷ったけれど…


そういえば、以前この糸で編んだミトン、ピタピタサイズに仕上がり過ぎて、はめていると糸に負荷がかかっている感じがして。

案の定、糸が切れて穴が空いてしまうのがとても早かったんだよなあ〜。

というのを思い出し、やっぱり編み直すことに💦


せっかくなので、先にもう一方の袖を2号針のままリブまで編んで、着用感を比較してみました。

そうしたらもう、こっちのほうが全然着ごこちが良かった!

やっぱり妥協せず納得いくまでやり直すべきだなあ〜。

というわけで、最初に編んだ袖もリブをほどいて2号針で編み直し。

ぐるぐると75段編んで、 やっと完成!

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編み上がり


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洗い後



ハイゲージな分、縦は模様を編み足す必要があるかなあと思っていたのですが…

もともと縦ゲージがゆるい手のおかげか、見たところ、仕上げでもうちょっと縦伸ばし気味にすればパターン通りでいけるかも?という感じだったので、模様は足さずにそのままです。

だいたい希望サイズ通りに仕上げられました。


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この模様も,伝統柄っぽい部分もありつつも、独特ですよね。

ちなみにtwigsとは「小枝」の意味みたいです。


このデザイナーさんの編み込み模様は、裏で長〜く編みくるまないといけない部分がよく出てくる気がします。

それをなくすよりも模様を優先してのことだと思いますが、最初はこれが苦手でした💦

でもたくさん編んでいるうちに、このやり方にもかなり慣れてきました。


こげ茶とナチュラルな白、もうひとつ“Fog”は、グレーにピンクとグリーンが混じったような不思議な色で、この組み合わせがとても気に入りました。

Jamieson’sの茶系のバリエーションはとてもたくさんあるので、ベースの茶色をどれにしようかとても迷ったのだけど、このFogが混じり糸なので、スッキリ単色の焦げ茶色を選んで良かったと思いました。

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色・模様・かたちがカワイイ上に、とても温かくって、かなりお気に入りのセーターになりそう!

SNSを見た、編み物をしない友人にも「ステキなデザイン」「売っていたら高そう」などと評判が良かったです。

編み上がりの重さも393gと、このボリュームのニットとしては軽いほうじゃないでしょうか。

寒くなってから着るのが今から楽しみです♥^^

着てナンボ 14:42


時間が経ってしまいましたが、昨年ジョーさんにプレゼントしたフェアアイルベストの着画です♪

お許しを頂いているのでご紹介します。

ライブでも着てくださって、とても嬉しいです。

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とてもお似合いだと思います^^


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ブルーが基調のトータルコーディネートが素敵でした!

ちなみにジョーさんはよく、こういうスカートを履かれています。

スコットランドへ旅行されたときに、いかつい男性たちが伝統のキルトを履いているのを実際に見て、それがとても格好良かったそうです。

しかもこの日のスカートは手縫いの自作とのこと!

いつもおしゃれなジョーさん、編み物だけでなく縫い物もしてしまうなんてスゴイ✨