Hatena::Groupamimono

なつめのあみもの日記

2017年04月30日(日)

還暦祝いプロジェクト 00:22


f:id:natsuume:20170430012213j:image


☆パターン:“Timberline” by Jared Flood(Ravelry内購入)

☆糸:Brooklyn Tweed Shelter 色=Long johns 780g(16かせ弱)

   パピー クイーンアニー 色番=818(とじはぎ用・7gくらい)

☆針:JP4・5・6号輪針、5号かぎ針


ラベリーのプロジェクトページ→ http://www.ravelry.com/projects/natsume/timberline


両親の還暦祝いプロジェクト、やっとやっと編み終わりました。

父の誕生日は4月上旬だったので、それに間に合わせる予定で3か月も前から編んでいましたが…結果的には間に合いませんでした^^;

予定外に引っ越しが早まってしまったことが大きな誤算だったのと、娘の卒園入学にともなうあれやこれやに予想以上の時間を取られてしまって。

ギリギリまで、生活の中でできる限りこちらを優先して編み続けてもダメだったので、まあ仕方ない!というわけで、その後は、とにかく自分に出来得る最高の仕上がりになるよう手間を惜しまずにがんばりました!

また長ーくなると思いますが笑、お時間あれば読んでみてください♪


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


まずはサイズ選びから。


父はガッチリ太め体型で横幅があるので、トップスはだいたいLLサイズ、物によっては3Lサイズというところ。

けれど身長はそれほど高くないので、ただ単に大きめサイズで編んでしまうと、着丈や袖丈が長過ぎるかも。


そこで、母にわけを話して協力を要請しました。(ただし母にも先にプルを編んだことはまだ内緒です。)

ニットでもスウェットでも良いので、父が着ているちょうど良いサイズの洋服の寸法を測っておしえてほしい、可能なら現物を送ってほしいと頼みました。


早速、葉書を書いてくれたようで、数日後に届きました。


f:id:natsuume:20170430212327j:image


さすが、昔は編み物だけでなく洋裁もしていた母、知りたい寸法はすべて書き込まれてました。

しかも、測ったのは母が父に編んだセーターとのこと。きっと父にピッタリのサイズに作っているはず…いちばん信頼できるデータですよね。


パターンのサイズ展開と比べたところ、身幅で見ると、2番目のサイズがぴったり。

あの父で2番目サイズなのか…と少々ビックリしました。笑

やはり、外国のメンズサイズはかなり大きめなんですね!


けれども、肩〜袖ぐりまでの寸法を足してみると、パターンのままでは予想どおり袖が長くなり過ぎそうです。

デザイン的に肩が落ちていることもありますが、袖のパーツは少し短めに編まないと…

というわけで、袖は1インチ短く編むことに。

もうちょっと短くてもいいかなと迷いましたが、羽織ものなので短すぎるとそのほうがおかしいかなと思い、無難なところでとりあえず1インチくらいで。


着丈は、もしかするとお腹まわりの横幅にとられて、ちょっと短くなっちゃうかな?気持ち長めに編んでおく?

なので身ごろは逆に1インチ長く編むことにしました。


大体の計画が立ったところで、袖から編み始め。


f:id:natsuume:20170430213309j:image


アランの場合、スワッチを編んでもぜんぜん予想通りにいかず、結局何度も編み直すパターンがとても多いので、もうはなから編み直す覚悟でいきなり編み始めます。

大概は袖から。解くことになっても、面積的に痛手が少ないので。汗


今回の場合は、直前に同じ糸で母のプルを編んでいたので、自分の編んだメリヤスゲージと、こちらのカーディガンの裏メリヤスの記載ゲージとを比較して、針サイズのあたりをつけました。


それでいくと、本体はJP6号。リブは2号下げて4号。

実際に編み始めてみると、4号ではリブが小さ過ぎる感じだったので、5号で編み直しました。


二目ゴム編みの作り目は初めてでした。

しかも、基礎本やYouTubeで見るやり方とちょっと違って、最初は一目ゴム編みで、後から目を入れ替える作業をして二目ゴム編みになるという。

ぜんぜん憶えられず、パターンを何度もガン見しながら編みました笑


モリモリのケーブルがいっぱいの袖なので、輪編みがとてもやりにくかったです。

輪編みはゆるみやすいし、シェルターはきつめに編んだ方がうまくいく(当社比)という意識からか、逆に若干きつくなり過ぎていたことに、その後で編んだ身ごろと見比べてみて気がつきました。

ギュウギュウと力を入れて編んだので、指も腕もとても疲れて、時間もかかってしまいました。

とじはぎは好きじゃないけれど、平編みで編んで後でとじたほうが、編みやすくてストレスも少なく、しかもとじはぎの時間をプラスしても早く終わったんじゃないかと思います。


f:id:natsuume:20170430230042j:image

(2本できあがった袖をはめてはしゃぐ人)


f:id:natsuume:20170430224944j:image



身ごろは袖と同じくゴム編みのつくり目で編み始め。

このリブの端の処理は、浮き目とすべり目を使うやり方でした。

最初、これどういう作業なんだろう〜と思いながら編みましたが……丸まらず平らで、しかも厚みのあるきれいなエッジになって感動!

これはいつでも使えるように憶えたいなと思いました。



身ごろの途中くらいまで、編めている寸法とゲージがとても気になって「小さいんじゃないかな…」「編み直したほうがいいかな」と何度となく頭をよぎったけれど、そのたびに「いやいや、アランは水通しで伸びる…」「着たらさらにちょっと伸びる…」と呪文のように自分に言い聞かせて、迷いながらもそのまま進めました。

前後・左右の身ごろをすべて同じ段数にそろえるために、編んだ段数をチャートに書き込みながら。


その後、休めていたボタンバンド(右前身ごろ側)を編み、バランスを見てボタンの個数と配置を決め、ボタンを付ける段にマーカーでしるしをつけて、

それに段数を合わせてボタンホールを作りながら、ボタンホールバンド(左前身ごろ側)を編みました。

どちらのバンドを編むときにも、後で段数を数えやすいように、それに身ごろととじつけるときにも目安になるかなと、10段ごとにマーカーでしるしをつけながら進めました。


ボタンバンドは、増し目が始まるまではゲージを気にする必要がなかったのですが……

そういえば、わたしはゴム編みを編むと必ず縦ゲージがかなりゆるいのでした。

パターンでは、増し目が終わると、「リブを伸ばし気味にした状態で身ごろの肩のエッジの高さになるところまで、さらに編む」という指示。

けれども自分の編み地を見ると、伸ばし気味にするどころか、この時点ですでに肩のエッジの高さを超えちゃってる……^^;


とじはぎでギリギリごまかせる範囲かなという感じだったので迷いましたが、とじつけた後でやはりリブが伸びてヒラついちゃった…なんてことになるとよろしくないなあと思い、観念して編み直すことに。


“Right Collar Shaping Seaquence B” の始まりまでほどいて、4段ごとの増し目を3段ごとに変更。

ちなみに、ねじり増し目のねじる向がパターンではすべて同じだったと思うのですが、左右対称になるように(ちなみにわたしの場合、増し目を3段毎に変更したので、WSで増すときにはRSと逆向きにねじりました)揃えて編んでみました。

このほうがきれいに見える気がします。

増し目で形成されるショールカラーの傾斜も、編み直してちょうどパターン通り進められる感じになったと思います。


ボタンホールの作り方は“One Row Button Hole”。これも初めてのやり方でした。

ざっくり言うと、編んでいる糸をおいといて、左針にかかってる目をそのまま(編まずに)右から左へ順にかぶせて伏せ、その後、編んでいる糸で伏せた分の目をつくって、編み進める感じ。

パターンの技法説明を読み、YouTubeでも見てみると、パターンでは2×2リブの中でボタンホールを作るためなのか、ちょっとやり方が違っていました。

正しく解釈できているのかどうか、細かい部分が最初は不安でしたが、よくよく読んでみるとちゃんと理解して編めました。


ボタンは、着丈をちょっと長めにしたことと、寒いときに上のほうまで留められるように、5個から6個に変更。

けれど、完成してみると、実際着るときには一番上は開けたほうがバランスが良さそう。

平置きの写真も一番上は留めていません。


f:id:natsuume:20170430224825j:image


そして、とじはぎ前にウェットブロッキング

ここで、パターンの寸法にピッタリ合うようピン打ちをがんばりました。

やはり、濡れるとけっこう伸びます。

「小さいかも…」と不安に負けて解いてしまわず、良かった〜!と思いました。

リブはとくに丁寧に整えました。

そして、せっかくリブと身ごろとをピッタリに突き合わせたので、乾いたらそのまま糸で結んで仮留めを。


f:id:natsuume:20170416145552j:image


いつもはマーカーで留めるのだけど、糸のほうがピッタリ留まるし、引っかからずに作業しやすいかなと。

しかしこれが、短いコットン糸をギュッとひと結びしただけだったからか、編み地を動かすとすぐにつるりと解けてしまい…結局マーカーで留め直すはめに^^; 笑


最初に肩はぎから、中表にして、5号かぎ針でかぶせはぎ。

ボタンバンドはすくいとじ。

襟のうしろの繋ぎ目は、メリヤスはぎにしようか迷ったけれど、結局パターンのとおり棒針3本のかぶせはぎで。

はぎ線はくっきりだけれど、しっかり丈夫な感じで伸び防止に良いかもと思いました。

その後、袖は中表に合わせて半返し縫いでとじました。


そういえば、とじはぎ用の糸は、シェルターを持ってオカダヤさんへ行き、

・素材は同じウール100%で

・太さと色ができるだけ近い

という糸を探しました。

クイーンアニーにかなり良い感じの色を発見。


f:id:natsuume:20170430230639j:image


ボタンは、最初は革ボタンふうのナイロンボタンに決めて、裏ボタン用に平たい貝ボタンも用意したのですが。

いざ、付けてみると…カーディガンの前を開けて着たときに、ボタンの重みでなんだかあまり良くないヒラヒラ感が。

しかも裏ボタンが丸見えになり、かっこ悪い!

ガーン……。

せっかく全部付けて完成!と思ってたのにショックでした。

やってみないと気がつかないものですね^^;


そこで、家のボタンコレクションを物色。

ありました〜、色も大きさもちょうど良いのが。

碁石みたいにツルッとしていて、しかも軽めのプラスチックボタン。

裏ボタンも無しにしました。

糸も黒にしようか、とじはぎ糸と同じにしようかと迷って、結局とじはぎ毛糸の割糸2本で付けました。

糸始末すれば、ボタンバンド裏もスッキリ。


f:id:natsuume:20170430230840j:image


それから、このカーディガンは、置いたときに首の内側が見えているので、タグを付けたらちょっと既製品ぽくなるし可愛いかも〜と思いついて、ネットで探して買った刺繍タグを縫いつけてみました。


f:id:natsuume:20170430231038j:image


もっと大人っぽい、お洒落なタグもいろいろあったのだけど、ここはやはりヒツジで❤

ちなみにこのお店で購入しました♪可愛いタグがたくさんあって、娘の通園グッズにも使えるかも〜といろいろ買っちゃいました。↓

http://www.rakuten.ne.jp/gold/pres-de/


そういうわけで、最後の最後のボタンつけまでやり直しで疲れましたが、妥協せずに完成させられたので満足です。

しかし、大きかったな〜!^^; 笑

後で母のプルを並べて見たら、とても小さく感じました。


このパターンに❤を付けたときには「こんなのいつかは編めるかな〜?」という気持ちだったし、実際編み始めてからも我ながら半信半疑だったので笑、ちゃんと完成させられて本当に嬉しいです。

24ページもあるパターンでちょっと怯みがちですが、長いのは説明が丁寧だからなんだと編んでわかりました。

途中途中のnoteとか、英文パッと見ると「なんのこと書いてるんだ…」と面倒に思うのだけど(スミマセン)、ちゃんと解読すると、「そんなことまでちゃんと説明してくれてるんだ!」とわかり、自信を持って編み進められることが多かったです。

セクション終了ごとに目数が記載されているのも、わかりやすかったところです。


英語が苦手でも、真面目に単語を調べながら読めば理解できる親切なパターンでした。


f:id:natsuume:20170430231751j:image

(うしろもケーブルがもりもりです)


できあがりは800gちかくありますが、この糸は本当に不思議と軽く感じるんですよね。

カサッとした感触で(けれどチクチク感はありません)、糸同士がフェルト化して形状記憶している感じというのかな…

メンズニット特有のズッシリ感、着たときにダレる感じがありません。


ちなみに、母のプルも一緒に送ろうと当初は考えていたのですが…


f:id:natsuume:20170430231851j:image

(記念にお揃い写真)


誕生日プレゼントって、遅れてしまってももらえば嬉しく「ありがとう!」ってなるけれど、フライングだとなんとなく、「まあ、まだなんだけどね…。」という違和感がある気がするんですよね。

歳とるのがイヤとかそういう意味ではなく、単純に、誕生日ってその日まではその歳になってないわけなので…


そう思い直し、母のは母の誕生日に合わせて贈ることにしました。

6月にウールのセーターなんてまるで嫌がらせのようですが^^; 笑


自分の手紙と、娘のイラスト付きお手紙&卒園式のときの写真も一緒に父に送りました。

数日後、父から電話があり「サイズちょうどよかった。本当にビッタシ!だったよ」とのこと。

よかったー!

やはり、身につけるものはとにかくサイズが重要だと思うので。

着たところを見たいけれど、写メとか簡単にできる人たちじゃないので、着画はこんど帰省するときまでおあずけかな〜笑

「お父さんすごく喜んでたよ、ありがとうね〜」となぜか母のほうが嬉しそうでした。

母にも送りますよ〜。


さて、ホッとしたのも束の間…

最近“春のインフルエンザ”なんて聞きますが、うちにもやってきてしまいました。

娘が寝込んで、現在3日目です^^;

みなさんもお気をつけ下さい〜!


編み物は、昨年から友人に頼まれているものを編み始めています。

またこちらでもご紹介します♪

attiatti2017/05/07 08:43何と手の込んだオーダーメイドの還暦祝い❤
気持ちがこもってて しかもペア♪
とっても素敵です 完成おめでとうございました。
BT デザイン とってもいいですよね!私もウエアはBTが多いです。
アメリカのパターンなのにきっちりしてる(笑)何インチまでなんてアバウトなものがないし のしいかスタイルがほとんどなく 丁寧で細かいです。シェルターは引っ張りに弱いのか BOやCOにちょっと普通と違う指定があったりと。
私も来年は還暦なんだけど 娘はこういうの作ってくれないんです(編み物しないし)通常ぷれぜんとはいらないといって拒否っているので どの口が言ってる?ってはなしですが・・
ご両親 お喜びだったでしょうね。

natsuumenatsuume2017/05/15 06:32☆attiさん

ナゼか!?今の今まで気がつかずごめんなさい〜!💦コメントありがとうございます!
BTのパターンは❤をつけているものがとってもたくさんあるんですが、これでまだ2作目なんです。編み物スキルにも、英文パターンにもあまり自信のない者にもやさしいパターンだと思います♪
シェルターもすっかり好きな糸のひとつになりましたが……やはり切れやすいですね〜
実はたて続けにまたBTのシェルター作品を編んでいるんですが笑、ふつうの“指でかけるつくり目”を初めてやったら、いつもの調子でやると、目を引き締めるときの引っ張りで何度も糸をちぎってしまい……^^;
ゆっくり引っ張るときれいに目を揃えられなくって、コツがわかるまでかなり苦労しました💦
attiさんも来年はおめでたいお歳なのですね♪編み物してると、手編みのプレゼントも嬉しいものですが、編んでくれなくても毛糸や編み物グッズなんかもさらに嬉しいですよね?わたしも誕生日やら記念日に夫にきかれれば「欲しいものとくにないからいいよ〜」と言いますが、本当に何もくれなかったら「本当に何もくれないなんて…!」と責めますよ。笑
わたしも実は来年には四十路突入で、こんな歳になっても両親には世話をかけっぱなしなので、たまには少し特別な贈り物をしたいなと頑張りました。母にも早く渡したいなと楽しみです♪