2007-10-08 赤と黒

■ [ショール] 水玉モチーフ
このショールが出来たら編み物グループに参加させてもらおうと思っていた作品。
- デザイン: 下田直子「かぎ針編みっていいね」から
- 使用糸: 越前屋極細毛糸 25g 220m
黒 No.3 × 3個
赤 No.6 × 3個
白に銀ラメ混じり No.8 半分も使わなかった
- 使用針: 5号かぎ針
- サイズ: 長編121cm 短編64cm
下田直子さんの「かぎ針編みっていいね」を買ったときに最初にこれを作りたい!と思った作品。
使用糸は越前屋の極細毛糸。
確かこの糸は実家の毛糸缶に眠っていたはず。
実家に行って糸発掘の作業に取りかかり、思ったとおり出てきた糸。
期せずして、黒3玉、赤3玉、それに今は作られていないらしい銀ラメ入りの白糸使いかけ1玉。まさに作品作りにおあつらえ向き。
(この銀ラメ入りの糸は今はないらしい)
同じものを2つ作るのは飽き性なので嫌いなのに、不思議とこの作品は楽しくスイスイ編めてしまった。
黒から取りかかり、最初にまず芯になる部分。白い丸モチーフはニットリングを使って編むので糸始末もいくらか楽。大のモチーフ6個と小のモチーフ47個を作っておいてからネット編みに突入。最初に苦しいことを済ませたいタイプの私。まず大モチーフ6つを編み終えて小モチーフを編みつなぎなら進む。一番左端からモチーフを繋いでいって快調だったのに、ハッと気づくと大モチーフは真ん中で3つ編み繋がっていたなんて!
(゜◇゜)ガーン
幸い大モチーフのネット編み部分糸始末はしていなかったために一周分だけほどいて3つを編みつなぎなんとか事なきを得る。
意外とボーッとネット編みをしているほうが糸をゆったりつかっているようで、編み直して糸端を短めにしか残していないからとプレッシャーを感じつつ編むときつめに編んでいたのか5cmほど糸端が残る始末。
この手痛い教訓を生かして赤を編む時は迷わず大モチーフ3枚は編み繋げておいてから取りかかることに。
黒を編んでいて適当に繋いでいたら編みつなぎ間違い発見。
でもほどくのも面倒なので強行。
だいたいのモチーフを3目ずつで編み繋ぐところをたまに2目で繋ぐとか、繋ぐところが重なっているとかの部分があって、それをきちんと確認せずに作ってしまったので誤魔化すのに必死。
編んだ本人はアラが見えるけど、人様には見えないはず と強引に思いこむことに。
同じものを編む利点はここにありとばかりに赤は繋ぎ方を間違えずにきちんと編めて完璧だ!と自画自賛していたところ仕上げのアイロンを掛けていた時に大きなミスを発見。
なんとモチーフ数枚を裏表逆に繋いでいたらしい・・・ショック!!
ほどいて編み直そうと思っても赤は真ん中3つの大モチーフから編み始めているのでどこでどう繋げていったか今更わからない。
仕方ないのでそのまま放置。
アバウトな性格はこんなところで災いするのだった。グスン。
赤と黒と2枚作ったのは、義母と母二人に贈ろうと思ったからなのに黒は繋ぎ間違いやらあるし、赤は裏表に繋がっちゃってるし。
どっちをどっちに贈るからがすごく問題になってしまった。
当初は色合いで義母に赤、母に黒と思っていたのだが、アラが見えやすい赤のほうを母に渡すほうが良さそう・・・ガックリ。
この赤、写真ではかなり真っ赤に見えるけど、実際は落ち着いた臙脂がかった赤で嫌味のない色。どんな年齢層にも使える上品な色あい。

かぎ針編みっていいね―モチーフ1枚編めたら、どんどんできる…うれしくってやめられなくなります
- 作者: 下田直子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 72回
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この本で次の作品にも取りかかる予定。
指定通りの糸じゃなくてもゲージを気にせず楽しく編めるのが嬉しい。
下田さんのデザインは、ウキウキしちゃうようなかわいらしいものが多いですよね。私は飽きっぽいのでモチーフつなぎは苦手なのですが、やっぱりこうして見ると素敵だなぁと思います。尊敬!
今後ともよろしくお願いします♪
コメントありがとうございます。
★keiさん
真ん中部分は白地に銀ラメの混じったとても綺麗な糸なんですけど写真じゃわかりませんね。水玉好きなのでそれだけでも気に入ったデザインです。
★夕簾さん
グループの皆さんの作品は素晴らしいものばかりなので、せめて何か編み上げてからじゃないと敷居が高すぎると思って頑張りました。(;^^)ヘ..
このネット編みのモチーフは飽きませんよ。編み繋ぐので後からの始末もほとんど考えなくていいし。この本に載っている作品全て楽しくなるものばかりです。
★真さん
母達の年代だともっとガバッとくるむような大きさのものを求めるかも?!と少し不安なのですがマフラーのように巻いてもいいし、何より極細毛糸なので編み地が薄くて使いやすそうなのです。それで許してもらおうと思ってます。エヘ。
★momorouさん
下田さんの作品は前から好きだったのですが、この本のものはまさにツボです。あの糸でこれを編もうかなぁと妄想するだけで十分楽しめます。
次回作も下田さん作品の予定です。
完成おめでとうございます。どちらもとっても素敵ですね。
かぎ針編みが全然できないので、もうすごい!!の一言です。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
★LEYさん
模様が出来上がっていくのが楽しくて結構サクサクと仕上がりました。
ネット編みだから楽なのも功を奏したようです。
★みふさん
単純な編み方なので全然すごくないですよ。それに2つ作ってもどっちも間違えちゃってるし。身内にあげるものだから気合いの入り方が足りなかったのかもです。
★ぱるさん
このショールとても楽しく編めますから是非、作ってみてください。端から作る方法と真ん中から作る方法を採ってみて、端からのほうが迷わないような気がしました。でも真ん中の大モチーフ3つは編み繋いでおくのをお忘れなく!
★ishiさん
実はこの編み物Gに参加させていただこうと思ったのはishiさんのページを見ていて作品のあまりにも素敵なものばかりなのにノックアウトされたからなのです。
ブックマークしていてページビューをあげているのは実はσ(^^) ワ・タ・シです。
★yu-li-eさん
お褒めいただき恐縮です。極細の糸を5号の針でネット編みにするだけなのですが軽くて暖かいのです。編み目なんて揃ってなくても大丈夫な編み方なのでかぎ針編みも挑戦してみて下さいね。